心も体も疲れている時に読みたい本
なんだか疲れているなぁ。
モヤモヤするなぁ。
そんな時に読んで、心を労り、栄養にする本があります。
「ストレスフリー大全」
目次
- ストレスフリーの基本
- 人間関係
- プライベート
- 仕事
- 健康
- メンタル
- 生き方
まず1章のストレスフリーの基本では、全てのベースになる解決法5選を紹介。
- 不安を行動で取り除く
- 朝散歩をする
- 人に相談する
- 自力で解決できるようになる
- 生活を整えてちゃんと生きる
文字で見るとかなり当たり前でシンプルな内容ですが、この当たり前のことがストレス解消の1番の基本なんですね。
何を差し置いてもまずは健康、そして健康的な生活。寝る時間が遅くなるとしんどくなるもんなぁ。正しく生きるだけで気持ちがスッと晴れやかになり、悩みが減りますよね。
私が心に残った解消法3選
❶友達は一人いればいい
多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とするべきである。
デモクリトス(古代ギリシャの哲学者)
若い頃は、嫌われたくないという思いから、対して仲良くなりたくもない人にも積極的に話しかけて「みんなと仲良くしなきや!」という気持ちで生きてきました。
筆者は「自分は友達がたくさんいないからダメな人間」と落ち込む必要はないと言っています。
一緒にいて楽しい、許し合える友達がいれば、その人と過ごすことに時間をかければ人生は豊かになります。この本を読んで、今まで以上に大事な親友と向き合う時間を惜しまないようになりました。子供達にも無理に誰とでも仲良くする必要はないと教えています。
本書には「親友」と「毒友」の見分け方が詳しく書いてあります。
❷職場の人間関係は深めるな
人間関係の重要度
- 家族・恋人・親友
- 友人・親戚
- 職場の人
筆者曰く、心理的には職場の人間関係は重要でない。なのに「職場の人と仲良くならなきゃ…」と友人レベルまでに親密度を深めようとすることでストレスになってしまう!
最低限のコミュニケーションがあれば十分!!
これを読んで私は職場の苦手な飲み会を断る勇気もできたし、昼休憩も外で一人で取ることに抵抗がなくなりました。もっと大事にしたい時間があるもんね。
❸親のアドバイスは30年古い
昨年マイホームを建てる際に親と揉めに揉めて、親子関係が悪くなってしまった時期があります。
自分たちが家を建てた時の経験をもとにアドバイスをくれているんでしょうが、その当時とは金利も違うし、技術的な部分の進化もあります。なかなか大変でした。
筆者は親のアドバイスに関しては「笑顔でスルー」をお勧めしています。
親の言う通りに決断しても、親が責任を取ってくれるわけではなく、いずれは自分で責任を取るしかなくなります。結局、自分の責任を自分で取るのなら、自分の生きたい人生を生きた方がいいに決まっています。
この言葉のおかげで自分のやりたいようにしよう!という決心が出来ました。
あなたが育った家庭は、これからあなたが持つ家庭ほど大切ではない。
リング・ラードナー
まとめ
「ストレスフリー大全」は、一つのテーマに対して6ページ程度に区切られており、わかりやすい図が多く、読書が苦手な人でも読みやすい本です。
何かに悩んでいる人、何に悩んでいるか漠然としてわからない人にもお勧めです。
心の中のからまった紐を一つ一つ解いていってもらっている気分です。
