お絵かきが大好きな2歳

最近上の子がお絵かきにハマっています。子どものお絵かきにはメリットがたくさんあるので、どんどん描かせてあげたいと思っています。
1.認知力や知識の発達を促せる
・自己表現ができ、心の成長が期待できる
・自分の内面を表現することができる
・想像性が刺激され、認知力や知識の発達が促される2.指先を動かす訓練になる
・指を使うことで脳神経が刺激され、指先を繊細に動かす訓練になる
・自分の腕や手をコントロールする方法を習得できる
・幼児期にお絵かきをしておくと文字の習得がスムーズになる3.色彩感覚を養える
・たくさんの色に触れることで色彩感覚が養える
出典:ベネッセ教育情報サイト
色鉛筆でのお絵かき

子供向けのお絵かきボードやお絵かきシートも愛用していますが、色鉛筆でノートに描くのが一番好き。我が家にクレヨンがまだなく、私が昔使っていた色鉛筆があったので使わせたらすっかりハマっています。色鉛筆は初心者にも扱いやすい画材で、子供はもちろん、大人の塗り絵まで幅広く使えます。100円ショップでも買えるし、文房具屋でも買える身近な画材です。
大人になると使わなくなる色鉛筆。捨てることも。
おうちの断捨離を始めると、どの家庭でも自分やお子さんが昔使っていた色鉛筆って出てくるんですよね。だいたい12色の缶入りの色鉛筆。
先がちびていたり、折れていたり、本数が揃っていなかったり。大人になって色鉛筆を使う人はほとんどいないので、サクッと捨てられてしまいます。
そう考えると、美術関係の仕事をしない限り、色鉛筆は一生に1回買うか買わないかのもの。それをどのように選ぶか。
どうせ選ぶならプロ仕様の色鉛筆を。マジで凄いです!

私は過去美術関係の会社で働いていました。周りには美大・教育学部の美術科出身の本格的に絵を学んで来た社員が多くいました。そこでおすすめの画材など色々教えて頂いたり、使わせて貰ったりして、プロ仕様の画材の素晴らしさを痛感しました。
よくある普通の色鉛筆とプロ仕様の色鉛筆では、天と地の差ほどあります。
それは子供でもはっきりわかるはずです。
色のバリエーション。発色。持ちやすさ。何より色鉛筆としてのビジュアル!




かわいいいいいいいいい!!!!!
こんなん子供の頃から使ってたら、絶対絵好きになるわ!!!!!!
ステッドラー、ファーバーカステル、カランダッシュ、スタビロ、ダーウェント、ヴァンゴッホ(ターレンス)など、ドイツやスイスなどヨーロッパのメーカーの色鉛筆が有名です。
日本製だとホルベイン、三菱鉛筆のユニカラーなども人気ですね。
海外製の色鉛筆は特にビジュアルも美しくて、パッケージはもちろん、鉛筆のデザインも素敵なものが多いです。見ているだけでワクワクします。
文房具店で買ういわゆる「学校で使う普通の色鉛筆」は12色で1000円程度。100円で買う色鉛筆よりはストレスなく普通に楽しめますが…ちょっと奮発して3000円のプロ仕様の色鉛筆を使うと、信じられない世界を体験できます!(個人差あり)しかもネットで買うと割と安く買えたりもします。
どうせ一生に1回しか買わないなら、プロ仕様の色鉛筆を選んでもいいと思いませんか?
我が家の色鉛筆「ステッドラー エルゴソフト」

娘が今使っているのは、私の色鉛筆のお下がりで、ステッドラーのエルゴソフトという24色の水彩色鉛筆セットです。人間工学に基づいた三角形状で握りやすく、表面もスベスベで気持ち良く、疲れにくく。大人向けの色鉛筆ですが、子供でも使いやすい!
蓋を開けて折り返せば、スタンドとして使えます。しかも水彩色鉛筆なので、壁や木のおもちゃに描いてしまってもさっと水拭きで落ちて助かってます…。
この色鉛筆は20歳の時に友人からプレゼントして貰い、かれこれ10年以上愛用しています。高級な色鉛筆を自分で買う発想なんて全くなかったので、本当に嬉しかったです。今まで見たことの無い色の美しさと描きやすさに衝撃を受けました。重ね塗りもとても綺麗。今でもメッセージカードを書いたり、職場でも使ったりしています。
このエルゴソフト、子ども向けの一回り太めの「エルゴソフトジャンボ」もあります。通常の太さはφ7.5mmですが、ジャンボはφ9.5mm。こちらは水彩色鉛筆ではなく油性色鉛筆です。お子様向けならこちらの方が使いやすいかもしれませんね。
素敵な色鉛筆を親からプレゼントして貰った友人の話

友人は幼い頃、プロ仕様の100色鉛筆を両親からプレゼントして貰い、とても嬉しくて毎日絵ばかり描いていたそうです。現在その友人は(副業ですが)、個展を開くほどの絵描きさんになりました。同じような友人がもう一人いますが、その子も絵を生かした仕事をしています。二人ともセンス抜群。
もちろん色鉛筆をプレゼントした人が全員絵が好きになるとは限りませんが、幼い子供にとって木箱に入ったカラフルなたくさんの色鉛筆は、キラキラした宝石のように感じるのではないでしょうか。だからこそ鮮明に記憶に残って、このエピソードを話してくれたのでしょうね。きっと素敵な色鉛筆は人生において何らかのプラスになっているのではないかと思います。
私も子供が小学生くらいになったら、素敵な色鉛筆をプレゼントしよう!と考えています。たくさんお絵描き楽しんで欲しいな〜。
私が欲しい色鉛筆「ダーウェント カラーソフト」
当時の仕事では、色々なプロ仕様の色鉛筆を触らせてもらう機会がありました。その時「これは絶対に買いたい!」と強く思った色鉛筆がダーウェントの「カラーソフト」というシリーズ。
ダーウェントは多くのアーティストから愛されているイギリスの老舗の色鉛筆メーカーです。特に有名なのが、水彩色鉛筆「インクテンス」というシリーズ。水に溶かすとまるでインクのような美しい発色が表現できるとして人気です。
しかし私は水彩色鉛筆を水彩としてする技術がないど素人(手持ちのエルゴソフトも普通の色鉛筆として使用)なので、こっくりと描ける油彩色鉛筆の方が好み。
「カラーソフト」は、ダーウェントの中でもかなり柔らかい芯で、びっくりするほど滑らかで衝撃を受けたことを覚えています。そして憧れていたイラストの上手な先輩が愛用されていたこともあり、とても印象に残っている色鉛筆です。
油彩色鉛筆の方が発色が鮮やかで塗り絵もしやすいと思うので、カラーソフトは子どもにもピッタリだと思います。全72色で15,000円ほどの高級品です…。おもちゃは子供の時しか使えないけど、良い色鉛筆は一生使えるし、もし子供にハマらなかったら私が使えばいいやと思っています。何なら私もずっと欲しかったんだもん!
ただ最新のパッケージが子供向けにはちょっと怖い(クマさん)ので、できれば旧パッケージで欲しいです(汗)。割と頻繁にパッケージが変わっているイメージがあるので、購入する時までにまた変わっていたら嬉しいな。
たくさんの子ども達にプロ仕様の色鉛筆の素敵な体験をしてもらって、お絵かきの楽しさを更に深く知ってもらいたいです!大きな画材屋さんに行くと、試し描きも出来て、単色で購入できるのでオススメです。